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ALCの施工しました。

今日は垂井の建築会社様からの依頼で久しぶりに筒浦自らALCの施工をしてきました!水回りの増築をされたお宅の外壁を既存のALCに合わせて貼る作業です。腕がなりますね~。今回貼るのは厚みが37mmの木造用のALCです。旭化成さんが出してる製品でパワーボードと呼ばれるものですね。

ではここで少しALCのお勉強です

ALCとは、「Autoclaved」(高温高圧蒸気養生された)「Lightweight aerated」(軽量気泡)「Concrete」(コンクリート)の頭文字をとって名づけられたもので、「高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリート」の意味を持ちます。

ALCは1920年代にスウェーデンで開発されて以来、ドイツやオランダなど、ヨーロッパを中心に世界的に発展してきた歴史ある建材です。旭化成では1960年にロシアから、1962年に旧西ドイツから技術導入して生産を開始しました。

ALCの主成分は、珪石、セメント、生石灰、石膏、アルミニウム粉末などです。これらの材料を凝固させ180℃という高温、10気圧もの高圧の蒸気をかけて10数時間養生するのがオートクレーブ養生です。

原料のセメント・生石灰などは、水と反応してアルカリ成分が発生します。これがアルミ成分と化学反応を起こして水素ガスを発生させるのです。これよってパワーボードの内部に無数の独立気泡が形成されます。

こんな感じですが長くなりそうなのでメーカーのリンク貼り付けておきますね。

https://www.asahikasei-kenzai.com/akk/pb/powerboard/about_pb/alc.html

で、今日の施工風景です

ALCは粉がすごく出るので保護めがね付きのヘルメットは重宝します(^^)

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