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揖斐郡で屋根リフォームをお考えの方へ!屋根カバー工法の特徴とは?
2025年04月16日(水)
スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
岐阜県揖斐郡池田町の外壁塗装・屋根塗装専門店 プロタイムズ揖斐大垣店/株式会社サンハウスです。
屋根の老朽化が気になり始めていても、葺き替え(屋根交換)の高額な費用に悩まれている方は多いのではないでしょうか。
そのような状況で検討していただきたいのが「屋根カバー工法」です。
この工法は既存の屋根をそのままに、上から新しい屋根材を被せる方式で、コスト削減と耐久性向上を同時に実現できる方法です。
本記事では、揖斐郡にお住まいで屋根カバー工法を検討されている方々に向けて、この工法のメリットとデメリット、一般的な費用相場などについて詳細に紹介いたします。
1. 屋根カバー工法とは?他の工法と何が違う?
屋根カバー工法は、既存の屋根材を撤去せずに上から新しい屋根材を被せる施工方法です。
葺き替え工法が古い屋根材を完全に撤去するのに対し、カバー工法は工期短縮、コスト削減、廃材の軽減というメリットがあります。
屋根カバー工法とは?
屋根カバー工法とは、既存の屋根材を撤去せずに、その上から新しい屋根材を重ねて施工するリフォーム方法です。古い屋根の上に防水シートを敷き、その上に新しい屋根材を設置します。
この工法の最大の特徴は、解体作業が不要なため、工期が短縮され、廃材処理費用が抑えられることです。また、二重構造となることで耐久性が向上し、屋根材によっては断熱性も向上します。ただし、建物への負担が増すため、構造上の強度確認が必要です。
葺き替え工法と比較してコストパフォーマンスに優れており、屋根の下地が健全な住宅に適した工法といえます。
屋根カバー工法と屋根塗装の違い
屋根塗装と屋根カバー工法は、両方とも屋根をメンテナンスする方法です。
屋根塗装は既存の屋根材に塗料を塗布し、美観を向上させつつ保護機能を強化します。家を建てたときの屋根は約7年~15年程で経年劣化により、塗膜の保護機能が落ちてきます。そのタイミングで屋根塗装を行なうことにより屋根材を劣化させずにきれいな状態を保つことができます。
一方、屋根カバー工法は既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねて施工する方法です。
20年以上にわたってメンテナンスをしていない屋根の場合は、屋根材の劣化が起きている可能性が高く、塗装で対応するのが難しいため、屋根カバー工法でのメンテナンスが望ましいといえます。
屋根塗装は比較的低コストで短期間に完了しますが、耐久性は10〜15年程度です。屋根カバー工法はより高コストですが、20〜30年の長期耐久性を持ち、防水性や断熱性も向上します。
屋根の状態や予算、長期的な居住計画に応じて、適切な方法を選択することが重要です。
屋根の葺き替え工事とは?
屋根の葺き替え工事とは、既存の屋根材を全て撤去し、新しい屋根材に交換する改修工事のことです。
以下の状態が見られる場合は、屋根材の劣化が進行しているため、屋根の葺き替え工事を検討したほうがよいでしょう。
・屋根全体が色あせている
・コケやカビが生えている
・天井に雨染みがある(雨漏りが起きている)
また、屋根材だけでなく、野地板(屋根の下地となる板)や防水シートの劣化が進んでいる場合も葺き替えが必要です。これらの症状は、屋根の防水機能や耐久性の低下を示唆しており、放置すると建物全体の寿命に影響を与える可能性があります。
地元の塗装店や屋根リフォーム対応店による建物診断を受け、適切な判断をすることが重要です。
2. 屋根カバー工法のメリット・デメリット
屋根カバー工法には、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。それぞれの内容について見てみましょう。
メリット
屋根カバー工法の最大のメリットは、葺き替え工事と比較して費用を抑えられる点にあります。解体作業や廃材処理が最小限に抑えられるため、経済的な負担が軽減されます。
また、工期も短く、一般的に1週間から10日程度となります。そのため、生活の制限を最小限に抑えることができます。雨漏りのリスクも少なく、天候に左右されにくいという特徴もあります。さらに、新しい屋根材を設置することで断熱性や遮音性が向上し、住環境の質が高まります。
カバー工法で使用される屋根材は20年から30年の耐用年数を持つものが多く、長期間にわたってメンテナンス費用を抑えられることも大きな利点です。
住宅の資産価値を維持しながら、効率的に屋根のリフォームを行なえる現代的な工法といえます。
デメリット
屋根カバー工法には、3つのデメリットが存在します。
1つ目は、既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねるため、建物全体の重量が増加します。ただし、屋根カバーで使用する屋根材は軽量な作りになっているため、家全体の耐震性が保たれている住宅では特に問題ありません。しかし、特に古い建物では建材の腐食などで耐震性に問題がある可能性があるため、注意が必要です。
2つ目は、既存の屋根の劣化が進行している場合、その上からカバーするだけでは根本的な問題解決にならないことです。雨漏りなどが起こっている住宅では、屋根の劣化から建物内部に雨水が入り込んでいる状態です。
屋根カバーで雨の浸入は防げますが、建物内部には雨水が染み込んだままになり、そのまま放置しているとシロアリなどが繁殖し、建材の劣化が起こり耐久性の低下に繋がります。
3つ目は、屋根材によっては施工が難しい場合もあり、すべての屋根に適用できるわけではないことです。スレート瓦や金属屋根で出来ている屋根にはカバー工法ができますが、和瓦や洋瓦、コンクリート瓦の屋根ではカバー工法によるリフォームが出来ません。
3. 屋根のメンテナンス方法別、「こんな人がおすすめ!」
住まいの第一の守り手である屋根ですが、その修繕方法は一つではありません。建物の条件によって最適な選択は異なります。
ここでは、主な屋根メンテナンス方法と、それぞれに向いているケースを紹介します。
屋根カバーがおすすめの人
屋根カバー工法が向いている人は、屋根の劣化が進んでいるものの下地がまだ健全である場合や、費用を抑えたい人です。
例えば、アスベストを含む屋根材の撤去処分費用を避けたい場合や、葺き替えよりも短期間で工事を済ませたい場合に適しています。
また、断熱性や防音性を向上させたい人にもメリットがあります。ただし、屋根材に損傷がある場合や瓦屋根には適さないため、事前の建物診断が重要です。
耐久性は20年以上あり、長期的なリフォームを希望する方にも向いています。
屋根塗装がおすすめの人
屋根塗装は、屋根の劣化が進行しているものの、まだ全面的な葺き替えが必要ない状態の住宅所有者におすすめです。
特に、築10~15年で初めて屋根のメンテナンスをする人に向いています。屋根の色あせや軽微なひび割れが見られる場合に検討するとよいでしょう。
また、費用を抑えつつ屋根の耐久性を向上させたい方や、葺き替え工事よりも短期間で工事を完了させたい方にも適しています。さらに、屋根の美観を回復させたい、または家全体の印象を変えたいと考えている方にも屋根塗装は効果的です。
屋根葺き替え工法がおすすめの人
屋根葺き替え工法は、屋根の劣化が進行し、全面的な改修が必要な場合におすすめです。
特に、20年以上メンテナンスをしておらず、天井にシミがあったり雨漏りがひどかったりする場合に適しています。
また、野地板や防水シートの劣化が見られる場合や、耐震性・耐風性の向上を希望する場合も葺き替え工法が向いています。さらに、屋根全体の問題を根本的に解決したい場合や、瓦屋根からより軽量な屋根材への変更を検討している場合にも葺き替え工法が適しています。
ただし、工事費用や期間が比較的大きくなるため、予算や時間の制約を考慮する必要があります。
4. 屋根カバー工法の費用相場と費用を抑えるポイント・注意点
屋根カバー工法で工事をする際に知らなくてはならないのが費用や費用を抑えるポイントです。詳しく見てみましょう。
費用相場
屋根カバー工法の費用目安は、50万円以上です。外壁塗装より高いものの、葺き替え工事よりも安く済みます。
葺き替え工法よりも安い理由の1つは、屋根の廃材処理費が不要だからです。
2006年以前に建てられた住宅の場合、屋根にアスベストが含まれている可能性があるため、葺き替え工事を行なうと処理費用がかなり高額になる可能性がありますので注意が必要です。
費用を抑えるポイント
屋根カバー工法の費用を抑えるためには、相見積もりを取ることが非常に重要です。
相見積もりにより、複数の業者の見積書を細かく比較し、市場価格を把握して適正な価格を見極めることができます。これにより、予算に合った業者を選びやすくなります。また、業者同士の競争心理が働き、金額面やサービス面で顧客にとって有利な条件が提示される可能性が高まります。
ただし、単に金額だけを比較するのではなく、見積書に記載された工事内容を各社に詳しく説明してもらい、自宅の屋根に適した工事内容かどうかを慎重に検討することが大切です。
相見積もりは単なる価格比較だけでなく、総合的に最適な業者を選定するための重要なプロセスなのです。
5. 屋根カバー工法が向いている屋根と向いていない屋根
屋根カバー工法が向いている屋根は、主に軽量で平らな屋根材を使用しているものです。
具体的には、スレート屋根(薄く平らな屋根材で一般住宅に多い)、金属屋根、アスファルトシングル屋根(軽量で柔軟性のある屋根材)などが適しています。また、築15〜30年未満の屋根で、下地の傷みが少ない屋根も適しています。
一方、カバー工法に向いていない屋根としては、瓦屋根が挙げられます。和瓦、洋瓦、セメント瓦、モニエル瓦などの凹凸のある屋根材は、新しい屋根材を被せることが困難なため適していません。
さらに、屋根の劣化が激しい場合や下地の傷みが著しい場合、屋根の形状が複雑な場合、既に1度カバー工法を施工している場合、築30年以上の屋根なども適していません。また、重量のある屋根材を使用している場合は、建物の耐震性に影響を与える可能性があるため避けるべきです。
6. 揖斐郡で屋根カバー工法を依頼する際のポイント
長年の風雨から住まいを守るには、適切な工法選びと信頼できる業者選定が欠かせません。
ここでは、揖斐郡の地域特性を考慮した屋根カバー工法の依頼時に押さえるべきポイントを解説します。
地元業者に依頼する
揖斐郡で屋根カバー工法を依頼する際、地元業者を選ぶことには多くの利点があります。
まず、地元業者は揖斐郡の気候特性や建築様式に精通しているため、最適な材料と施工方法を提案できます。
また、地元で長く営業している業者は、地域での信頼を得ており、アフターサービスにも迅速に対応できます。これは、工事後の不具合や経年劣化に対して素早く対処できることを意味し、長期的な住まいの安全性を確保できます。
見積もり時に重要ポイントをチェックする
見積もり時に重要なポイントをチェックすることが大切です。
最初にチェックするべきは、工事内容の詳細です。使用する屋根材の種類や品質、施工方法、工期などを具体的に説明してもらいましょう。
また、保証の有無と内容を必ず確認してください。施工業者による保証期間は業者によって異なります。保証内容は口頭説明だけでなく、必ず契約書に明記してもらいましょう。さらに、メーカーによる製品保証についても確認し、保証期間や適用条件を把握しておくことが重要です。見積書には基本料金、平米単価、付帯工事費などが明確に記載されているか確認し、不明点があれば遠慮なく質問しましょう。
これらのポイントを丁寧にチェックすることで、信頼できる業者を選び、安心して屋根カバー工法を依頼することができます。
悪徳業者に注意する
悪徳業者には十分注意が必要です。一部の業者は、過剰な料金を請求したり、手抜き工事をしたりする可能性があります。
特に警戒すべきは、調査結果を写真や動画で示さない業者や、見積書に詳細な内訳を記載しない業者です。
また、必要以上に不安をあおる業者は要注意です。さらに、相場よりも大幅に安い金額を提示する業者にも注意しなければなりません。
こうした点に注意して、信頼できる業者を選ぶことで、安全で適切な屋根カバー工法を実現できます。業者選びは慎重に行ない、疑問点があれば遠慮なく質問することが大切です。
7. 屋根カバー工法のご相談はプロタイムズ揖斐大垣店へ
今回は、屋根カバー工法について解説しました。
カバー工法は既存の屋根材を撤去せずに上から新しい屋根材を被せる方法で、多くの利点があります。解体作業や廃材処理が最小限となるため、葺き替え工法と比較して費用を大幅に抑えられる点が最大の魅力です。
また、工期の短縮や雨漏りリスクの低減、断熱性・遮音性の向上など、住環境の質も高めることができます。二重構造になることで耐久性が増し、20〜30年の長期耐用が期待できるため、長期的なコストパフォーマンスに優れています。
適切な条件下で施工されれば、経済的かつ効果的な屋根改修方法といえるでしょう。
プロタイムズ揖斐大垣店は、揖斐郡・本巣市での屋根カバーの施工実績が豊富です。屋根の状態を無料診断し、最適なプランをご提案いたします。
屋根カバー工法を検討している方は、ぜひ、遠慮なくご相談ください。
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