スタッフブログ
N様邸(岐阜市) 外壁塗装工事 2
2022年04月24日(日)
店長 筒浦です😃
連続投稿になりますがブログ更新が溜まってるのでお許しください(^_^;)
今回はコーキングの打ち替えに関してです。
投稿HP内の施工事例のN様邸に施工中の流れと写真をアップしておきましたのでご興味のある方はぜひご覧ください。
みなさんはコーキングってどんなものかご存知でしょうか?
女性の方だとお風呂やキッチンの隅っこに打ってあるゴムみたいなパッキンみたいな触ると柔らかいものって言った方がわかりやすいかもです。
実はコーキングにはめちゃんこ種類がありまして、水回りに使われている物と外部に使われている物は成分が全然違うんですよ。
水回りに使われているものは紫外線に曝露されることが少ないので防水性のみに特化したシリコンという材質でできています。
ホームセンターで手軽に購入出来ることから、お父さんがDIYで使うことも多いのではないかと思います。
しかし手軽に買えて一番安い。とっても便利なものですが絶対にやっちゃダメなことがあります。それは
外壁の隙間に打っちゃダメ!ってことです
シリコン性のコーキングは塗料が付着しないため塗り替えをする際に全部撤去するかシリコン用の特殊な下塗り材を使用しなくてはいけなくなります。これは余分な費用がかかっちゃうのでとっても勿体無いですよね。
外壁の塗り替えに使用していいのは
1液性変成シリコンのノンブリード材
のみです。
特に1液性ということとノンブリードというのが大切です。
以前は硬化剤と主剤を現場で混合して使う2液性のものが主流でした。
しかし現場での攪拌不足によって硬化不良が続発しました。
職人さんがしっかりと用法を守って使用すれば問題ないのでしょうが工期がなかったり時間を計り忘れていたなどのヒューマンエラーで施工質が落ちるのは会社として防がなければいけません。ですから弊社では1液性のものしか使っていません
ノンブリード材に関しても昔はあまり意識されていなかったようですが現在は常識になりつつあります。
通常のコーキング材にはブリードと言って可塑剤が混入されています。材料の弾力性を待たせる前に使用していたのですが、経年劣化で可塑剤が塗装表面に浮いて来てしまい塗装表面の汚れやコーキングの劣化に関わってきます。
最後に一番重要なのはプライマーです。
外壁材とコーキングを確実に接着するために必ず必要なものです。
これはコーキングを打つ前にサイディングの切り口(小口に塗っていきます。)この作業を怠るとどんな良いコーキング材を使用しても1年〜2年でコーキングが切れて隙間が発生してしまいます
業者さんによってはコストを重視して通常のコーキング材を使用したり、プライマーを塗らないところも実際にあります。
せっかくリフォームするならまちがいない知識と豊富な経験がある方にお願いしたいですよね。
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